ネットワークエンジニアは、コンピュータネットワークに特化したエンジニアのことです。
仕事内容は、ネットワークシステムの「設計」「構築」「運用・保守」の3つに大別されます。
ネットワークエンジニアに必要なスキルとしてまず挙げられるのが、コミュニケーション能力です。
というのも、クライアントから情報やニーズを聞き取ったり、提案したりが多々あります。
もし、クライアントとコミュニケーションがうまく取れなければ、最適なネットワークシステムは設計できません。
そのため、エンジニアといえどもコミュニケーション能力は不可欠です。
そのうえで設計に関して求められるのは、システムに必要なネットワーク要件を定義し、ネットワークを設計する能力でしょう。
さらに、ネットワークの構造や機器についての知識も重要です。
構築では作業計画の策定や構築作業、テストを実施するスキルが求められます。
そのほか、ネットワーク経由のバックアップ構築など、ネットワーク機器やアプリを取り扱う知識も必須です。
運用にはセキュリティ対策の知識や、ネットワークの稼働が正常かどうかを確認するスキルが求められます。
保守に関しては機器の入れ替え、ソフトウェアのアップデートといった製品の知識が必要でしょう。
今後5Gが普及する中で、システムエンジニアの需要も高まる一方です。
5G機器への切り替えや5G対応機器のセッティング、ネットワークの保守や監視業務にはより多くの需要が見込まれます。
以上のことから、ネットワークエンジニアの将来性は高いといえるでしょう。
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IoTエンジニアの将来性
IoTエンジニアは、IoT製品やアプリシステムの開発を手がけるエンジニアのことです。
現在、車や家電などさまざまなモノがネットとつながっており、IoTエンジニアの果たす役割は大きいでしょう。
IoTはモノとアプリから構成されるので、IoTエンジニアには各領域ごとの高い専門性が要求されます。
加えてIoTに参画する企業は増加傾向にあり、幅広い領域に対する対応力が必要です。
その分、IoTエンジニアには高い将来性があるため、活躍するシーンの拡大が見込まれるでしょう。
しかし、現状ではシステムエンジニアやプログラマーの一環として採用され、開発内容はIoT機器の場合が少なくありません。
IoTの需要は急激に伸びており、IoTエンジニアの将来は明るいものがあります。
その反面、IoTそのものが発展途上にあり、今後いかなる領域が花形となるかは未知数です。
それに伴って現在のIoTエンジニアには柔軟な対応力が必要で、企業のニーズに応じた開発力が肝心となるでしょう。
一方、IoTエンジニアは深刻な人手不足で、システムエンジニアなどが参入しやすいのも事実です。
IoTシステムの構築にはネットワークやデータ分析、フィードバック機構など領域ごとの専門性が不可欠となります。
そのうえで、IoTシステムの開発を一元管理できる人材が求められているのです。
これらを身につけている人材であれば、将来性はさらに高いでしょう。
IoTのシステム構築には多くの人材が必要であり、新規参画のエンジニアでも活躍の場は豊富にあります。